統合失調症、発症時のはなし①
今から話す話は、あくまで’一例’です。
全員が全員私のような症状なわけではないことを念頭においてください。
私の場合、「これが原因で発症しました!」「この日から発症しました!」と確信が持てるものがないので、かなりアバウトな話にはなってしまうのですが、おそらく高校受験あたりから体調がおかしくなったように思われます、、
さかのぼること3年前、高校受験を控えたわたしは、朝学校に行ってそのまま塾で毎日夜10時まで勉強、、という生活をしていました。
塾に行き始めて半年ほど経ったとき、夜中にふっくらはぎがつって起きること(こむら返り)が多くなったり、不整脈が頻繁に起きたりしました。
最初はあまり気にしていなかったのですが、だんだん自分の体調の悪さに恐怖を覚え始めて、「自分は死ぬのではないか」と思い、健康に気を遣うようになりました。
毎日走ったり、夜6時以降は何も食べなかったり、、、
そのおかげかこむら返りや不整脈はなくなりました。
しかし、健康へのこだわりは間違った方向にエスカレートしていきました。
紫外線が原因で、皮膚がんや白内障になる、という情報をうのみにしたわたしは、冬でも毎日日傘&サングラスで日焼け止めをして登校するようになりました。
誕生日に姉にケーキをもらっても、「生活習慣病になる」といって食べませんでした。
家族やともだちからは、つばきちゃんどうしたの?といわれましたが、周りの目線よりも将来の健康被害のほうが私は怖かったのです。
その時は、自分の健康と勉強のことしか考えていませんでした。
今振り返ると異常ですが、勉強中にスマホの通知がうるさくて、イライラしてスマホをバキバキに壊したりもしました、、、
そんな生活を続けて1年、晴れて第一志望の高校に入学することができました。
しかし、友達は一人もできませんでした。
できなかったというか、つくりませんでした。
そのころから私は、「人とかかわるのがめんどくさい」と思うようになっていました。
お弁当も一人で食べ、休み時間も一人でスマホ、、
しかし、周りの目などは気にはなりませんでした。
そうして高校一年生が終わります、
次回は高校二年生からの話をしたいと思います。