統合失調症ってどんな病気?
統合失調症ときくと、みなさんはどんなイメージをもたれますか?
第一回目の投稿は、私の患っている統合失調症がどんな病気なのかについて書こうと思います。
統合失調症には主に2つの症状があるといわれてます。
陽性症状と陰性症状です。
1.陽性症状
幻覚、幻聴、妄想、思考の混乱、異常行動などのことです。
見えないはずのものが見えたり、聞こえないはずのものが聞こえたり、論理的でない思考をしたりします。
私の場合妄想がひどく、急性期(状態がひどいとき)には「戦争中の人の声が聞こえる」「テレパシーが使える」「地震を起こせる」などといっていました。。。
2.陰性症状
感情や意欲の減退、無関心、集中力の低下、社会的引きこもりなどのことです。
喜怒哀楽が乏しくなったり、人とかかわるのが億劫になります。
陰性症状は薬でなおすのが難しいといわれていましたが、最近では薬物治療による陰性症状の改善も可能になっています。
また、作業療法(絵画や編み物など)も陰性症状に効果があるといわれています。
3.認知障害
統合失調症を3つにわけるとしたら、この認知障害も加わります。
記憶力の低下や作業スピードの低下、注意散漫などが見られます。
以上細かく分けて3つが統合失調症の症状です。
怖い病気と思う方もいらっしゃると思いますが、薬物治療、作業療法、認知行動療法などを通して回復することができます。
※完治は一般的にしないといわれています。
次回は、私の統合失調症発症時について話そうと思います。